『鉄道災害対策』
今回は「鉄道災害対策」について学んでいきましょう。
列車の高速化・高密度化が進む中でも長期的には減少する傾向にありますが,一度事故が発生すると多数の死傷者を生じるおそれがあります。
まず岐阜県地域防災計画にかかれてある方針についてみていきましょう。
(一般対策計画 第 2 章 災害予防 第 37 節 鉄道災害対策 P93参照)
◆方針
鉄軌道における列車の衝突等による多数の死傷者等の発生といった鉄道災害に対応するため、 安全情報の充実、安全な運行の確保、必要な情報の収集・連絡体制、応急体制の整備、応急対 策資機材の確保、防災訓練等を行う。
◆実施内容(一部省略)
①鉄軌道交通の安全のための情報の充実
②鉄軌道の安全な運行の確保
③鉄軌道車両の安全性の確保
④迅速かつ円滑な災害応急対策、災害復旧への備え
⑤鉄軌道交通環境への整備
(以下省略)
実は鉄道にも訓練があるのです!
しかし、鉄道の防災訓練は年に1回という少なさ。そして参加人数も限られているため鉄道の防災訓練を受けるのは難しいかと思われます。
そこで2017年4月から現代の技術を生かしたVR(バーチャルリアリティ)というのが開発されました。
・運転士の視点を360度動画で撮影
対象区間:紀勢線の一部区間(串本~新宮駅間)約43キロメートル
・現時点で最高水準の9Kの高解像度(VR向け画質)で撮影
リアルな走行感や避難誘導の判断に必要となる標識などを肉眼で確認可能としている。
VRの導入により、よりリアルな状態で訓練を受けることができます。
あまり聞きなれてない「鉄道災害」についてですがいかがだったでしょうか。
他にも様々な災害があるので引き続きこちらのブログでご紹介していきます。
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