『広域的な応援体制の整備』
今回は「広域的な応援体制の整備」について学んでいきましょう!
(一般対策計画 第 2 章 災害予防 第 6 節 広域的な応援体制の整備 P.30参照)
◆方針
大規模災害発生時において、一地域の防災関係機関だけでは対応が不十分となることが考えられ、速やかに災害対策活動等が実施できるよう、あらかじめ相互応援協定を締結するなど、広域的な応援体制の整備を図るものとする。
また、災害の規模や被災地のニーズに応じて円滑に他の地方公共団体及び防災関係機関から応援を受け、または支援をすることができるよう、防災業務計画や地域防災計画等に支援計画や受援計画をそれぞれ位置付けるよう努める。
◆実施内容(一部省略)
1.広域的な応援体制の整備
県及び市町村は、県又は市町村域を越えた広域の災害時における応援協定等の締結に努めるとともに、県内市町村の災害時相互応援体制の充実を図る。
また、災害発生時、周辺市町村が後方支援を担える体制となるよう、後方支援基地として位置付けるなど、必要な準備を整えるものとし、相互応援協定等に基づき、県内に派遣される応援部隊の受入れ態勢及び活動基盤となる施設等の整備を進めるものとする。
2.県域を越えた広域相互応援
ア)他の都道府県との相互応援協定の締結
イ)県外の市町村との相互応援協定の締結
ウ)防災関係機関との協力体制
3.県内相互応援
ア)県及び市町村災害時相互応援協定
イ)広域消防相互応援協定
4.その他の応援体制
ア)緊急消防援助隊
イ)警察災害派遣隊
ウ)広域航空消防応援
エ)県は、地域の実情を踏まえ、消防防災ヘリ、警察ヘリ、ドクターヘリなど災害時のヘリコプターの利用についてあらかじめ協議しておくものとする。
少し長くなってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
応援とはいっても、県域を越えた相互応援協定など様々な協定があります。
このような協定があることにより、応援活動が迅速・的確に実施がされます。
しかし応援が遅れる場合もありますので、ご自身でも防災用品を備えておきましょう。
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