『帰宅困難者対策』
今回は「帰宅困難者対策」についてです。
改めて帰宅困難者とは、大地震、台風、集中豪雨などで大都市の交通機関が麻痺(まひ)したため、自宅に帰ることが困難になった人で帰宅難民ともいいます。被災当日、自宅へ帰れなくなる「帰宅断念者」と、遠距離を歩いて帰らねばならない「遠距離徒歩帰宅者」があります。
(一般対策計画 第 3 章 災害応急対策 第 23 節 帰宅困難者対策 P193参照)
◆方針
通勤・通学、出張、買い物、旅行等で、多くの人々が長距離間を移動しており、大規模災害 が発生した場合、自力で帰宅することが極めて困難となる人々が多数発生することが想定され る。 このため、災害発生時の安否確認の支援、被害情報の伝達、避難所の提供、帰宅のための支 援等帰宅困難者に対する支援体制を速やかに構築する
◆実施内容(一部省略)
1.県民、事業所等の啓発
2.避難所対策、救援対策
3.徒歩帰宅困難者への情報提供
まず「むやみに移動を開始しない」ことが基本となります。
南海トラフ地震がもし起きた場合は岐阜県全体で約2万人が帰宅困難者になるといわれています。
そんな岐阜県ではコンビニやガソリンスタンドなどで「徒歩帰宅支援ステーション」があることをご存知でしょうか? 水道水やトイレの使用を提供していただける場所です。
岐阜県では、ガソリンスタンド 591店舗・コンビニ 889店舗、飲食店 104店舗・その他 886店舗 合計2,470店舗が徒歩帰宅支援ステーションとなっております。
お店に寄った際に見つけてみてはいかがでしょうか。
緊急時には24時間対応!!
営業時間 9:00-17:00
定休日:日曜・祝・第二/第四土曜日