『火山災害対策』
今回は「火山災害対策」についてご紹介していきます。
記憶に新しい2018年1月23日に群馬県草津町の草津白根山の本白根山の噴火がありました。突然の噴火で、訓練中の自衛隊やスキー客に死傷者が出ました。3000年ぶりに噴火だそうです。
日本では、活火山は「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」と定義されています。現在、全国に111の活火山があり、草津白根山もその一つですね。
噴火といっても様々な噴火があり、マグマ溜まりに溜まったマグマが直接噴き出すのがマグマ噴火、マグマが周辺の水を熱して水蒸気の圧力が高まって噴火するのが水蒸気噴火、マグマと水蒸気が一緒に噴火するのがマグマ水蒸気噴火です。1月23日の本白根山の噴火は水蒸気噴火なのではないかといわれています。水蒸気噴火では、事前の予兆がないので、突然の噴火となり、犠牲者が出やすくなります。
(一般対策計画 第 2 章 災害予防 第 12 節 火山災害対策 P42参照)
◆方針
火山現象による災害を防止し、また被害の軽減を図るため、災害危険予想区域の把握、安全 施設等の整備等、災害予防対策に努める。
◆実施内容(一部省略)
①火山の概況 ⑪指定緊急避難場所
②火山災害警戒地域の指定 ⑫避難経路の設定
③噴火時等の火山防災対策を検討するための協議会等の設置 ⑬警戒避難体制の整備
④災害危険予想地域の把握 ⑭防災知識の普及
⑤安全施設等の整備 ⑮防災訓練の実施
⑥登山者等の安全対策 ⑯火山に関する知識・理解の向上
⑦避難及び救助に関する市町村の区域を超えた広域的な調整
⑧噴火警報等の伝達体制の整備
⑨避難確保計画の作成
⑩指定避難場所
もしものことが起きた際には避難場所はご存じでしょうか。
各市町村のホームページで確認することができますので一度確認をして備えましょう。
そして防災用品なども揃えておくとより安心だと思います。
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