『自主防災組織の育成と強化』
今回は「自主防災組織の育成と強化」について学んでいきましょう。
まず、自主防災組織とは何か。
地域住民が協力・連携し、災害から「みんなの地域はみんなで守る」ために活動することを目的に結成する組織のことです。
なんと現在全国で146,396組織もあるのです。全自治体に対するカバー率は75.8%です。
(一般対策計画 第 2 章 災害予防 第 4 節 自主防災組織の育成と強化 P25参照)
◆方針
大規模な災害が発生した場合、防災関係機関の活動の遅延、阻害が予想され、「みんなの地 域はみんなで守る」という地域の人々のコミュニティ連携意識に基づく自主的な防災活動が不 可欠であり、自主防災組織の重要性についての認識を広め、自主防災組織の設置促進と育成強 化を推進する
◆実施内容(一部省略)
1.自主防災組織づくりの推進
2.自主防災組織の重要性の啓発と参加を促す環境整備
3.地域防災協動隊や警察OBのリーダー的役割による自主防災組織の育成、強化
4.住民及び事業者による地区内の防災活動の推進
5.自主防災組織の活動拠点の整備
6.自主防災資機材の整備
7.研修の実施
8.防災人材の育成
9.消防団、交番等の連携強化
10.その他の(「地域」を基準にしない)自主防災組織
大切になってくるのは「セルフディフェンス精神」です。ご自身はもちろん、ご家族、隣人、地域はみんなで守りましょう。
警察、消防、役所、企業OBで知識・経験・技術をもった方たちが地域の中にいらっしゃるかもしれません。そのような人材を活かすというのも「みんなの地域はみんなで守る」に繋がっていくのではないかなと思います。
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