『必需物資の確保対策』
今回は「必需物資の確保対策」について学んでいきましょう!
(一般対策計画 第 2 章 災害予防 第 17 節 必需物資の確保対策 P.56)
◆方針
公共備蓄、流通在庫の確保等が図られている場合でも、大規模災害発生時には、調達先の被災、搬送の遅れ等で被災直後の需要が賄えないことが予想され、個人、地域での備蓄や広域的な応援が必要であり、また、被災者の種別、時間の経過によりニーズは異なり、それぞれに適合する物資の確保が必要であるため、家庭、地域、事業所等での自主的備蓄を推進するとともに、他県、市町村との相互応援協定や関係機関及び保有業者との協力体制を整備し、また最小限の公共備蓄を行う等により、円滑な食料・物品等の確保を図る。
また、被災者に物資を確実かつ迅速に届けられるよう、輸送体制の整備を図るものとする。
◆実施内容(一部省略)
1.備蓄の基本的事項
ア)個人備蓄:大規模災害の発生初期の飲料水や食料、生活物資の確保は、個人の備蓄を中心に対応するものとし、災害発生直後の生活に必要な水、食料、物品等は原則として個人が備蓄するものとする。また、自主防災組織において共同備蓄を進めることとする。(以下省略)
イ)市町村備蓄:大規模災害の発生時の飲料水や食料、携帯トイレ・簡易トイレ、トイレットペーパー等の生活物資等災害発生後直ちに必要な物資の確保は各地域の防災責任主体である市町村があたるものとし、個人の物資確保及び災害発生後の救助に必要な資機材の分散備蓄等の支援を行うものとする。(以下省略)
ウ)県備蓄:県は、市町村の備蓄推進を支援するとともに、災害発生時に対応が困難となった市町村に対し支援をするため、緊急に必要となる物資、資機材の流通備蓄及び県下市町村や他都道府県等からの調達及び広域調整の体制整備に努める。
2.緊急輸送拠点の整備
3.支援物資の輸送体制の整備
上記にもあるように、水や食料、物品等は原則して個人が備蓄するということになっております。
もしかしたら自分が苦手なものがあるかもしれませんし、アレルギー等で食べれないという場合が出てくる可能性があります。
そして慣れないものを食にするというのは身体的にも、精神的にも負担です。
なので日頃から食べ慣れているものを非常食として備蓄しておきましょう。
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