5.BCP作成って実はシンプル、BCP作成の要点7箇条
BCP
① BCPは、非常事態に強い経営管理手法のひとつ
BCPの概念は、非常事態に強い経営管理手法のひとであると同時に、緊急時に用いる非常時対応マニュアルです。災害直後の人命救助や安否確認、停止した事業を代替設備で仮復旧させる手順などのために必要な連絡先リストや業務マニュアルなどの関連資料の整備が重要です。
② BCP策定は義務か? 事業継続計画を取り巻く法律と条令
一般の企業に対して、BCP策定を直接義務づける法律や条令は現状ありませんが、国や各業界団体はBCPの策定を推奨しており、ガイドラインを策定したり支援事業を展開したりと、BCP普及のための支援策を講じています。
③ なぜBCPが必要か? 事業継続計画を策定すべき理由とは
BCPの策定は法律で義務づけられたものではないものの、BCPを導入する企業数は年々増加しています。企業を取り巻くリスクが増加傾向にある一方、企業構造自体が弱体化しており、さらに外部圧力が高まっているという要因があります。
④ BCPはいつ使うか? 事業継続計画の想定リスク
BCPを用いるのはもちろん非常時ですが、防災対策と異なりその対象は自然災害だけにとどまらず、テロなどの外部リスクや、自社の不祥事などの内部リスクにまで及ぶので、普段から業務と切り離せないものです。
⑤ BCPと防災対策の違いは?事業継続計画の特長
防災対策はBCPにおける取り組みのひとつであり、BCPを策定する前提に防災対策の実施があるとも言えます。大きくは次の三点となります。防災対策は自社が対象、BCPは他社も対象。防災対策は自然災害が対象、BCPは想定外のリスクも対象。防災は原因事象形、BCPは結果事象形。
⑥ BCPの種類は? 事業継続計画を策定する各種方法
BCPには大きく分けると「自由に作る」か「ISO23001」を取得するという二通りの作り方があります。「非常時の事業継続」という目的は同じですが、現状は自社独自に策定をするケースが大半を占めています。
⑦ BCPの内容-事業継続計画の構成要素
BCPを導入する際に実際に「作るもの」は様々ですが、最も重要なものは実際に災害などが発生した際に用いる「非常時対応マニュアル」です。さらにこのマニュアルを維持するために、「事前分析」と「保守運用」の資料をまとめて更新していくことが望まれます。
非常時に素早く動けるよう非常時・災害時用 折りたたみ収納可能防災ヘルメット IZANOを各事業所に置いておくのも良いかもしれません。
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