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「帰宅困難者のための会社としての備蓄」

「帰宅困難者のための会社としての備蓄」

「帰宅困難者のための会社としての備蓄」

会社としての備蓄

2013年に、東京都で「東京都帰宅困難者対策条例(通称:備蓄条例)」が施行されてから、災害発生時のための、会社として従業員のための備蓄や防災グッズを準備する動きが広まってきています。

会社としての備えを始めましょう。

■職場での備蓄はどれくらい必要か

条例には、災害発生時から72時間は救命・救助活動が優先となるため、帰宅困難者の二次災害を防ぐためにも、職場に3日間滞留するための準備が必要であるとあります。

職場での備蓄で難しいのは、実際にはどれくらいの人数が帰宅困難になるのかがわからないということです。広いスペースがあるのであれば職場の従業員全員分準備し、余ったら地域の人に・・というのがベストでしょうが、なかなか難しい問題です。

■職場と家庭で用意するものの違い

職場には、家庭にあるような生活日用品がないということも重要なポイントです。食料はもちろんですが、寝具や衣類、救急医薬品や洗面用品なども十分にはないと考えて準備しなくてはなりません。

食料、水、医薬品の他に、ライトや毛布、ビニールシートなど最低限寝起きするのに困らない道具だけでも準備しておくといいでしょう。携帯ラジオや電池なども、災害の情報を得られるので大事なグッズです。



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ビニールシートは屋根の破損や割れた窓ガラス部分にかぶせるなどの応急処置にも使えますし、床の上に敷いて横になれるコーナーを作ったりと、とても活躍します。

毛布は敷き布団や掛け布団として使ったり、枕、ひざ掛けとして使うだけではなく、頭からかぶって防災ズキンの代わりにしたりとなんにでも使えます。普通の毛布ですとかさばるので、フリース生地のものだと薄手でも温かくおすすめです。

暖房などが使えないことも考えて使い捨てカイロやカセットボンベ式のガスストーブ、ガスコンロや保温ポットなどもあると安心です。

■まとめ

被災生活はプライベートもなくなり、心身共に疲れてしまいます。食料も主食以外にも長期保存できるお菓子「長期保存食 ビスコ保存缶 10缶/箱  5年保存」などがあると食べる楽しみも出て、辛い被災生活も少しは過ごしやすくなるでしょう。

少しでも軽くなれるような備蓄を整えておきたいものです。

アンシンク