「職場で起こりやすい被害とその対策」
防災準備
災害のニュースを耳にするたび、防災準備をしなくてはと思うもののその後何もないまま過ごしていると、忘れてしまうのが人間というものです。
一般家庭で防災準備を怠って被害を被ったとしても、それは自己責任になってしまいます。
しかし、職場では違います。働く人を拘束しているということは、本人が勝手にあちこちに移動することができないので、被害にあった場合自己責任とは言えません。これは職場の管理者の責任だと言えるでしょう。
■安全な職場環境を作る対策方法
最初にできることとして、職場を安全な環境にしておくことがあげられます。すぐ浮かぶものとしては、機材の転倒防止と窓ガラスなどの飛散防止があるでしょう。
キャビネットやロッカーなど背の高いものの転倒防止は目につきますが、見落としがちなのがテレビやシュレッダーなどの事務機器です。忘れずに転倒防止策をしておきましょう。
また、重量のあるコピー機は一度動き出してしまうと止まらず、破壊力もあります。近年の地震被害でもコピー機による被害はかなり多く、たとえキャビネットなどに転倒防止をしていても、意味がないほどに部屋の中を荒らす大変な凶器になってしまいます。
また、「フリーアドレステーブル」という、デスクの下に何もなく、境もない、下肢空間のスペースを確保することも見直されてきています。
さらに、災害発生直後はすぐに安全な場所に避難できるとはなかなか考えにくく、そこにも対策が必要です。
転倒防止していても、地震の揺れが激しくて倒れてしまう可能性もありますし、ドアなどがゆがんで開かなくなってしまう可能性もあります。救助用の工具などの備えがあると安心です。
■まとめ
職場で起こりやすい被害とその対策についてご紹介しました。過去の災害でも、家具や機材が転倒したり動き回ることがなければ、起こらなかった被害も数多くあります。安全性を確保し、従業員の人命を第一に対策をしていきましょう。
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