「マンション住人への防災への意識づけ」
防災への意識づけ
マンションや団地の住人に対する防災への意識づけで必要となるものを2つ紹介します。
■1.災害に対する風化の予防への働きかけ
7年前の東日本大震災の教訓について、お住まいのマンションや団地住人の方は現在どのような意識を持たれているでしょうか。7年も経過しているため、少し防災意識が風化しているように見受けられます。
その風化の表れは、防災訓練への参加者の人数に反映しているものと考えます。例えば、東日本大震災が発生した2011年及び2012年ごろまでは、防災訓練への参加意識も高く、住人の8割程度が参加する大行事であったと思います。
しかしながら2013年以降からは次第に参加人数も減り、2016年には約5割程度まで落ち込んでいるのではないでしょうか。
よくマンション住人や団地において、その住人の方々の防災意識が高いとされている指標は、一般的に全体の防災訓練に5割程度の方が参加されるということのようです。
ただ毎年同じように防災訓練をしているばかりでは、なかなか意識的な効果は期待できないものと思います。
毎年、防災訓練における避難場所を変えてみたり、あるいは近くの消防署の方々を呼び、防災への意識について講演いただくなど、ある程度、訓練のマンネリ化は避けるべきではないでしょうか。
■2.回覧での呼びかけの工夫で防災への意識づけ
年1回の防災訓練だけでは、意識づけが弱まります。そこで、回覧板を通じて、日頃の防災への意識づけをすべく、それ以外にも工夫が必要です。
その工夫として一番やらなくてはならないことはコミュニティの充実です。日頃の近所付き合いや会話が頻繁にあるマンションや団地と、そうでないところとでは、意識が全く異なります。
近所付き合いが多いと有事の時にお互いの協力精神も高まります。日頃よりこのような協力精神を持つべく、回覧板では防災への意識を啓蒙しつつコミュニティの場を設ける目的として、季節ごとに催し物をしてみるのも良いでしょう。
春は花見、夏は盆踊り、秋はお月見会、冬は餅つきなど、何かしら季節ごとにコニュニティの場を設けられれば、防災への協力精神も芽生えるものと考えます。
そのような場で防災食「長期保存食 マジックライス 炒飯 個食パック 20個/箱」などの試食会をしてみるのも良いかもしれません。
■まとめ
有事の際に役立つのは周囲とのコミニュケーションです。災害時の情報共有のためにも
できるだけ近所とのつながりを持つ場を設け、防災時への備えとすることも必要です。
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