「災害時の子供の引き取りについて」
災害時の子供の引き取り
災害時において子供の安否確認の方法や、引き取りの方法について紹介したいと思います。
■災害への訓練について
災害はいつ発生するかわかりませんが、仮に子供たちが学校へいる間に発生するとします。この場合、基本的には子供たちが学校の先生の指示を仰ぐことになります。
子供たちも定期的に災害時の避難訓練をしていますが、親たちも子供たちを引き取る訓練を毎年3回程度実施している学校もあります。
■引き取り訓練について
このような災害時の引き取り訓練に関しては、地震の起きやすいとされている関東地方においては実施されています。
引き取り訓練の際には本番さながらメールでのアラート送信による安否情報や、その後の引き取り訓練の際の経路についても本番想定で実施されます。
一方、児童数の多い学校においては、親が子供たちを引き取る際の安全性や効率性を重視するために、歩道を一方通行にし、引き取りをしやすくするような工夫なされています。
■親が働いている場合の引き取りについて
最近では共働きのご家庭も増えており、災害時に両親が会社にいるということもありますので、引き取り訓練当日には会社で訓練に参加できない方もいます。
このような場合、訓練ですので仕方ありませんが、実際に災害が発生した場合にはどのようにすればよいでしょうか。
〇マンションなどの集合住宅のコミュニティの重要性について
基本的には子供を親が引き取りを行うことが原則ではありますが、ご近所同士で協力しあって親がいない子供を引き取ることも考えねばならないと思いますし、子供を引き取った後のケアも大切です。
このような時、特にマンションなど集合住宅の住人においては、同学年のお子さんもいるでしょうし、何らかの協力体制があれば、緊急時においても安心できます。
例えば、日頃からコニュニティを重要視しているマンションであれば、このような有事の時においても協力して対応ができるのです。
〇もちろん企業の協力も必要です
災害時の子供の引き取りについては、企業も全面的にサポートを行う必要があります。
特に女性が働く職場においては、子供の引き取り訓練があれば、休みを取りやすくしたりすることも必要です。
勤務としては、フレックスや在宅勤務といった働き方のスタイルを変えていくような試みを行うことにより、少しでも親と学校に行っている子供との距離を縮めてあげることもお子さんにとっては精神的な安定にも繋がります。
■まとめ
災害は本当にいつ起こるかわかりませんし、災害時においては子供たちが一番不安がります。
よって、学校での災害時引き取り訓練になるべく参加することも大事ですが、常日頃からのマンションのコニュニティ、そして企業における働く環境の整備により有事においては大変役立つ結果にもつながります。
訓練時には「非常サイレン音付き レイニーメガホンタフ TS-623R」などがあると、役に立つでしょう。
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