「防災の日に考えること」
防災の日に考えること
毎年9月1日は防災の日ですが、この日には全国各地で防災訓練が実施されています。
この防災の日には少し防災について考えて見る良い機会であると思います。
■そもそも9月1日に制定されている理由について
防災の日が9月1日に制定された理由は、1923年の9月1日に発生した関東大震災にちなんだものですが、この関東大震災では当時約200万人が被災し、約11万人の方が死亡、もしくは行方不明となりました。
この大きな被害が発生した災害で被災された方、及びお亡くなりになられた方への慰霊を兼ねて「防災の日」と制定されました。
■さらに9月は台風の季節
日本において9月から10月、11月のはじめにかけて秋雨前線が活発化し、さらには台風シーズンが到来します。沖縄地方においては台風銀座とも言われ、複数の台風が通過し大きな被害を受けることがあります。
また九州、中国地方においては台風の勢力を保ったまま上陸するケースが多く、大雨により堤防が決壊し、大きな被害を受けることがあり、かつては台風によって多数の被害を受け、犠牲者も多く発生しています。
■防災訓練について
この防災の日においては、各地で防災訓練が実施されています。例えば、関東地方においては、この日に電車に乗っていると午前10時に電車の徐行運転、及び12時には一旦電車を止めての訓練が実施されています。
■防災の日に考えること
最近は異常気象により、豪雨が発生している状況です。この豪雨によって今年も九州地方、新潟、秋田地方において町が水害によって被害をうけました。
特に九州地方の豪雨では福岡県朝倉市で町が崩壊し、復旧まで長期間かかる見込みとされていますが、このような町が一瞬のうちに機能を失ってしまう状況は、最近は多くなっており、日本の治水対策の見直しが急務です。
この防災の日を通じて、改めて自身が災害にあった場合に、どのような行動を取るべきか、そして自分自身や家族をどのように守るべきかを改めて考えるべきよい機会です。
■まとめ
防災の日は1年に1度、防災について考える良い時間です。被災した場合でも、最小限の被害で、かつ自身の命を守るための行動について、少しでも時間をとって考えてみてはいかがでしょうか。
イベントとして「保存食」を食べる会などをしても良いかもしれませんね。
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