「高層ビルに入居する企業で災害が発生した場合」
高層ビルに入居する企業で災害が発生
高層ビルに入居する企業において災害が発生した場合、企業としてどのような対策をする必要があるでしょうか。
⬛管理会社との連携
事業者としては、高層ビルを管理するビル管理会社との連携が最大のポイントとなります。
災害発生時におけるビル内で発生している事象の情報や従業員の避難誘導など、必要な情報を的確に共有する必要があります。
さらに、災害で一番の恐怖は火災です。火災が発生した場合には、どのように誘導するかが大変重要になります。
高層ビルの中間層で火災が発生した場合には、その火災の上層と下層階における避難方法が大きく異なるため、その際のビル管理会社と入居企業との情報連携は非常に重要です。
⬛防災訓練の参加
このような災害において、安全に避難を行うためには避難訓練などの防災訓練への参加は是非実施しておくべきです。
特に高層ビルの場合、普段利用しているエレベーターは災害時には停止します。このような状況において、避難をする場合は階段を利用していくことになります。
20階、30階、40階と高層ビルが多い中では、普段から階段を利用している方は少ないと思いますが、防災訓練においてはエレベーターが停止した場合を想定して、高層階からも地上まで階段を利用した訓練やAEDの利用訓練などが実施されています。
高層ビルに入居する企業においてもこのような防災訓練への参加を通じて、従業員に対する防災への意識づけや避難に関する意識づけをしていかなければなりません。
⬛まとめ
大都市圏には多数の高層ビルがありますが、高層ビルに入居する企業の従業員の方々への安全、安心を得るためには、防災訓練の参加や防災への意識づけ、マニュアルの整備など事前の対策が何よりも大事です。
さらに、日頃からこれらの対策ができているかについて企業とビル管理会社との連携が重要になります。
「保存食」を食べる会などのイベントを通じて、関係者の連携をはかっておくのも良いかもしれません。
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