アンシンクは岐阜県で消防関連・設備点検など消防設備管理業務中心に、防災に関するコンサルタントや防災グッズの販売を行っている総合防災専門業者です。

当社は、岐阜県で「防災」をキーワードに幅広い業務を行う、総合防災ソリューション企業です。創業は昭和29年。消火器の販売からスタートし、消防法が厳格化していった高度経済成長期に自動火災報知設備や消火設備などの消防設備の取り扱いを開始。学校、マンション、病院、工場、デパートなど、ありとあらゆる建物に消防設備を取り付ける工事とともに、消防法で義務付けられた点検とメンテナンスまで一貫して行い、取引件数は約3000件。公共事業でも力を発揮し、岐阜県内すべての市町村で「防災という安心」を納入してきました。並行して、消防士や工場で働く人向けの安全靴やヘルメットといった保安用品の販売も行うようになり、その延長で防災リュックや非常食など、防災用品の商社としても事業の幅を広げてきました。今後はウェブ通販による業務拡大を図り、新しい販路を開拓するなど、多彩な営業展開を実施することで、より多くの方へ防災用品の充足をしていただきたいです。

「ある人に魚を一匹与えれば、その人は一日食える。魚の取り方を教えれば、その人は一生を通して食える」。これは中国の思想家、老子の言葉で、一回限りの施しを与えるのではなく、やり方を教え、仕組みをつくれば、継続と応用ができるようになる。一時は大変でも、長期的に考えれば、とても差は大きいという意味です。私はこの言葉を深く心に留め、「魚の取り方を教えられる」社長を目指し、そのためにはどうしたらいいかを考え、努力しています。2011年に父（現会長）から引き継いだこの会社を、「一回り、いや二回り大きい会社にしよう」という思いで、人材採用と教育投資に力を入れてきました。これまでの工事実績や社員一人ひとりが持つノウハウをアウトプットし、培ってきた技術力を微妙なカンやコツも含めてデータベース化し共有。すべての社員が同じ情報を得られるよう、特に先輩社員から後輩社員の情報伝達の重要性を浸透させました。このように「惜しみなく何でも伝授する」方針が功を奏し、社員たちは私の想像を超えるスピードで成長し、お客様から「あの人に来て欲しい」と指名を受けるような活躍を見せています。サービスの質を上げるために、社員同士が自然なかたちで協力し、お客様はもちろん社員全員が幸せになれるあったかい会社をつくることが、私の夢でありポリシーです。