「災害時の予備電源について」
災害時の予備電源
災害時においては電源を喪失してしまう場合がありますが、企業によっては入居するビルや、マンションといった集合住宅においては、災害時の予備電源を保有している場合があります。
■予備電源について
予備電源は、災害により建物への電気が停止してしまった場合、その建物を対象にあらかじめ用意されている電源のことを言います。この予備電源により、高層マンションやビルにおいて優先度の高い器具への電源として利用されることになります。
■予備電源で利用されるもの
予備電源で利用されるものは優先度の高い器具となりますが、まずは災害で停止しているエレベータを近くの停止階まで復旧させるために利用します。
さらに、水をポンプで吸い上げるビルやマンションの場合では、水を各家庭に供給するために利用されます。
その他、優先度の高いものから順に予備電源へ切り替えていくことになります。
■ただ予備電源は有限
一方、この予備電源がもつ時間は限られてしまうことも事実です。例えば、一般的なマンション(90戸前後の世帯が入るマンション)において、予備電源として使うことができる時間は約5時間程度です。
さらに、企業が入居するビルなどの予備電源の有効時間は、マンションのそれよりも長いかもしれませんがそれでも有限です。
従って、予備電源が切れてしまった時のこともリスクとしてしっかり考えて行かねばなりません。
■予備電源に関する切り替えテスト
自分が住むマンションや勤め先の企業が入居するビルにおいては、予備電源があるから安心という方もいらっしゃるかと思いますが、予備電源がきちんと動く状態であるかどうかもチェックしなければ、何も意味がありません。
年1回は必ず予備電源を動かし、電気が通じているかどうかの確認は必要ですしやるべきことであると考えます。
■まとめ
東日本大震災を教訓に、災害はいつ起こるかわからない状態です。高層マンションも増え、ますます予備電源の重要性が増して来ている状態です。
いつでも頭の片隅には、災害時における家族の動き、自分の動きについて確認しあうことも大事です。
もしもにそなえて、「HONDA ガス 発電機 EU9iGB エネポ」のような自家発電機を備えておくと、良いかもしれません。
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