「災害時における備蓄について」
災害時における備蓄
災害時におけるマンションや団地の備蓄品の管理は大事なことです。
■備蓄するものについて
東日本大震災を教訓にマンションや団地に保管する備蓄品として何が最適であるか、また何か必要かを議論するには大変重要です。
また、マンションや団地の理事会においても、管理会社とともにこれらの備蓄に関する議論は最低限必要です。
まだ検討されていないマンションや団地の理事会があれば、ぜひすぐにでも備蓄の状況を確認しておきましょう。
■備蓄品で重要な簡易トイレ
例えば、備蓄品として一般的なものとしては、水、災害用の乾パンやビスケットなどの食料、そして簡易トイレなどではないでしょうか。
特に、簡易トイレについては、大変重要なものです。
■なぜ簡易トイレが必要なのか
例えば、避難先の公民館や学校の体育館などにおいて真っ先にパンクしてしまうのはトイレです。
基本的には公民館や学校の体育館が避難先である場合、収容人数が多く受け入ることができるものの、その人数に対するトイレの数は絶対的に少ないと言えます。
仮に、上下水道がストップしてしまうと、真っ先に汚物がたまり、衛生上でも問題となります。
そしてこのような事態に陥ってしまうと、避難先の汚物による匂いの問題も大きな課題と成ります。
■備蓄として必要な簡易トイレの量
従いまして、可能なかぎり簡易トイレの備蓄は最低3日間程度を備蓄しておくのが望ましいです。
さらに、水や食料についても、備蓄品として3日間は必要であると思いますが、住民すべてが備蓄品ばかりに頼るのでは、すぐに備蓄品も枯渇します。
そこで、日頃からマンションや団地の掲示板には備蓄品に頼らず、家庭毎に災害用の食料や備品を管理、保管することを啓蒙する活動が必要です。
■備蓄を準備する時期について
災害は来てから備蓄品を準備するのでは遅いため、今すぐにでも対応しましょう。この意識をマンションや団地の住人に対してしっかりと植え付けるように工夫をしてい
くことが必要です。
■まとめ
マンションや団地の住人同士で最低限必要なものを住人分備えておくことが重要であり、備蓄品を準備する時期はすぐにでも始めることが重要となります。
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